福山町に一昨年オープンした
「くろず情報館」を訪れる。
桜島を望む錦江湾に面した山裾の高台に位置する絶好のロケーション。
高低差を利用したエントランスは、一部めくれ上がったパネルがシャープな印象を与える。設計はアーキテクトファイブ。
ファサードは開放的なガラス張り。
内部からは桜島と錦江湾、そして「壺畑」が一望出来る。
内壁にシラス(火山灰)を原料とした塗り壁を使用しているが、施設柄、少々近代的すぎる印象。
棚田状の大地に数万個もの壺が整然と並ぶ、圧巻の景色!
壺の中で米と麹と地下水が太陽熱によって自然熟成され、天然の「くろず」が出来る。